条件式は、例えば二つのオブジェクトを比較するなどした結果、true
(比較が正しい)かfalse
(比較が間違っている)の値になる式。主にif
文やwhile
文など、条件を判断するときに使う。
数値や文字列が等しいか調べるのは==
、異なるかは!=
、数値の大小は>
(大なり)、>=
(以上)、<
(小なり)、<=
(未満)を使う。
2 == 2 # true
2 != 2 # false
2 > 1 # true
2 > 3 # false
下記は「true」と出力。
puts 2 == 2
複数の条件をまとめて一つの条件とする場合は、&&
(かつ)、||
(または)、()
(条件を括る)を使って条件式を追加していく。
# どちらもtrueなら全体がtrue
条件式1 && 条件式2
# いずれかがtrueなら全体がtrue
条件式1 || 条件式2 || 条件式3
# 条件式1がtrueのとき、または、条件式2と条件式3が両方trueのとき、全体がtrue
条件式1 || (条件式2 && 条件式3)
if
やelsif
の右にあるのが条件式。
skill = 7 # プログラミングの上達度
year = 3 # 経験年数
language = 5 # こなせる言語の数
if skill > 10 || ( year >= 10 && language >= 10 )
puts "達人プログラマ"
elsif skill > 5
puts "まあまあ"
else
puts "まだまだ"
end
出力は「まあまあ」。